ツイッターなどで「今日はアメリカの雇用統計発表だ!」
とFX界隈では盛り上がりを見せることも多いので、一度は目にしたことがあるかと思います。
そもそも雇用統計とは何?
と今さら聞けない人もいるのでは?
そんなアナタへ疑問にお答えするとともに、
【アメリカ雇用統計】2021年の日程はいつなのか?
についてもあわせてお知らせします。
みんなが注目する指標を知って、明日からのトレードに活かしましょう!
アメリカの雇用統計とは何??
雇用統計とは、
毎月第一金曜日に発表されるアメリカの重要な指標のこと。
雇用統計とひとくくりに言ってもその中身は
- 非農業部門雇用者数
- 失業率
- 建設業就業者数
- 製造業就業者数
- 小売業就業者数
- 金融機関就業者数
- 週労働時間
- 平均時給
などその項目はさまざまあります。
そして、この中で最も注目すべきが、
『非農業者部門雇用者数』『失業率』と言われています。
全ての項目が前月との比較で示されるのですが、
【アメリカでは雇用が景気を映す鏡】と言われるくらい最も注目される経済指標なのです!
では、それがどのように経済に影響するのかと初心者は疑問に思うはずです。
たとえば、雇用統計の結果が良好であれば利上げが期待され、ドルの価値があがりますよね?
そうなるとドルを買う人が増えるという仕組みです。
逆に雇用統計の結果が悪化した場合は、利下げが懸念されドルの売りが増えるのです。
このようにドル相場への影響が大きい指標なので、大きく相場が動く時期にもなります。
予想が大きく外れるとそれだけ損失も増えてしまうので、相場に慣れていない方は慎重に見守っていた方がいいかもしれませんね。
【雇用統計】2021年の日程はいつ?
気になる2021年の雇用統計発表時期を表にしました。
日本時間で表記してますが、
アメリカの夏時間、冬時間の関係で4月~10月は21:30、11月~3月は22:30となっています。
2021年1月8日(金) | 22:30(冬時間) | 2021年7月2日(金) | 21:30(夏時間) |
2021年2月5日(金) | 22:30(冬時間) | 2021年8月6日(金) | 21:30(夏時間) |
2021年3月5日(金) | 22:30(冬時間) | 2021年9月3日(金) | 21:30(夏時間) |
2021年4月2日(金) | 21:30(夏時間) | 2021年10月8日(金) | 21:30(夏時間) |
2021年5月7日(金) | 21:30(夏時間) | 2021年11月5日(金) | 22:30(冬時間) |
2021年6月4日(金) | 21:30(夏時間) | 2021年12月3日(金) | 22:30(冬時間) |
毎月第一金曜日とお伝えしましたが、
1月と10月が第二金曜日になっています。
注意しないといけませんが、
『前月12日を含む週の3週間後の金曜日に発表』というのが正確な情報なので
ときどき第一ではなく第二金曜日になってしまいます。
また、雇用統計の発表時期と同時に大事なのが事前予想です。
雇用統計の発表だけが重要なのではなく、この事前予想との落差で相場の変動が起きるのです。
事前予想と言っても、素人が適当に来月は雇用増加するかな~といった軽いものではなくあちこちで専門家が発表しているのでそれを参考にしてみるといいでしょう。
これから毎月の雇用統計に注目して、アナタのトレード戦略に活かしてくださいね!