2020年1月小泉進次郎さん&滝川クリステルさん夫妻に待望の第一子が誕生しましたね。おめでとうございます⭐︎
政界一注目の自民党若手議員の結婚&妊娠発表から約半年、今度は育休取得宣言で世間がざわついています。
さて、ざわつく原因はなんでしょう?
「国民の代表として積極的に育休取得し、妻をサポートし仕事と育児を両立してほしい」という賛成的な意見から「国民の税金でお給料をもらっている国会議員が、国民のための制度作りより自分のことを優先すべきでない」・「育休期間が誕生から3ヶ月間の間に2週間程度と中途半端で、意味がない」といった否定的な意見までさまざまです。
また、同時期に週刊誌での過去の不倫が取り沙汰されるなど、あれだけ高感度が高かった小泉さんだけに、この逆境どう乗り越えるのでしょうか。
今回は日本における男性の育休の現状や小泉進次郎氏の育休中の仕事について掘り下げていきます。
私も子を持つ主婦、育休経験者として主婦目線な記事になってます。笑
小泉進次郎氏の育休取得はパフォーマンス!?ショック!!背景に女性問題も!?
育休宣言するも、大炎上の小泉進次郎さん。
周囲からは「人気取りパフォーマンスだ」「女性問題隠し」などとバッシングを浴びています。
この女性問題というのは、一部週刊誌に掲載された2015年頃の夫と子を持つ女性実業家との不倫疑惑のことです。
その他にも2015年には議員秘書やクォーター美女との密会が報じられるなど二股?三股?を疑われる女性問題がありました。
(今回の女性実業家との不倫が報道されるまで私は知りませんでしたが・・・)
週刊文春には、軽井沢プリンスホテルの10万円を超える領収書なる証拠まで報じられていますからどうなることやら・・・
それより新型コロナウイルスの方が怖いですが・・・
昨年ですが、全国各地を飛び回って応援演説なども行う小泉さんの姿を間近でお見かけしました。地方で有名人がしかもあの小泉進次郎さんが来るとあって、驚くほどの人が集まっていましたよ。
それだけ人気もある好青年でクリーンなイメージの小泉さんなので、不倫報道にはショックを受けた人も多いでしょう。
ですが、ここは名誉挽回?汚名返上?男性の育休取得をもっと増やそうと自身が先頭に立って改革を起こそうというわけです!
日本の育休取得男性の現状ってどうなってるの?男性はまだまだ仕事優先!?
私の周りでも育休を取得する男性が数名います。
ここ数年で徐々に男性の育休取得者も増えてるのかなぁ?といった印象です。
まぁ、体感だけではなんとも説得力がないので日本の現状はどうなっているのか調べてみました。
そもそも、将来自分に子供が産まれたら育休を取得したいと思う男性ってどのくらいいるのでしょうか?
公益財団法人日本生産性本部の2017年新入社員を対象とした調査によると、過去最高の79.5%の男性が取得したいと回答しています。
おぉ〜、主婦としては育児に積極的に参加する男性が増えたらもっと子供のことが理解できるだろうし、主に育児を担う妻の苦労もより理解できるのではと素直にうれしい結果です。
しかし、あくまで希望であって現実はいかがなもんでしょう?
昨年令和元年8月に東京都在住の方を対象に行われた『男性の家事・育児参画状況実態調査』によると、1日以上の育休を取得した男性は31.8%で、そのうち希望通り取得できたのはわずか16.2%です。
取得できたかどうかは大きなハードルですが、できたとしても5日未満とかだと正直妻側からすると取っても取らなくてもいいレベル。
産後1ヶ月が一番しんどくて、その後もその1ヶ月よりはマシというだけで相変わらず寝れない日々が続くかつ家事をこなさなければならないと計り知れない負担です。
「みんなそうやってお母さんになるんでしょ?」なんて言われりゃあ、反論もできないわけです。
でも、今と昔じゃ核家族化が進んで頼れる相手がいない人もいます。
私は身近に両親もいたのでみんなの協力を得て産後を乗り越えましたが、それでも不安な日もたくさんありました。
もし、頼れる親兄弟がいないとなると夫の協力は必須で、長い時間関わってくれると本当にありがたいと思います。
小泉進次郎氏の育休中の仕事は一体どうなる!?取得する本当の意義とは!?
国民民主党の泉健太政調会長は小泉さんの育休取得について、「私は現在否定的だ。まずは国民のための育休制度改革と政府や経団連への呼びかけが先じゃないか」という発言をされていました。
え?これだけ見ると、男性の育休取得に消極的な印象ですがそうではなく育休で休んでも議員のお給料は満額もらえる一方現在の国民の育休制度では満額もらえず所得が減ってしまうというのが問題としています。
ですから、議員と一般で働く方とは条件が違うのに小泉さんが育休取得したところで根本が変わらないと意味ないでしょというわけです。
確かに!泉さんのおっしゃることは納得です。
私の周りの女性の多くは1年程育休を取得する人が多い中、産後5ヶ月くらいで仕事復帰した人がいます。
理由を聞いたら、やはり家計の問題で育休ではそれまでのお給料より減ってしまうからと・・・。
また1年育休取っているが、子供の出費は増えるのに収入は減って節約生活を余儀なくされている友人を何人も見ています。
ですから、泉さんの言う制度改革がとても重要と思います。
でも、小泉さんがたとえパフォーマンスでもこれだけマスコミで報道されることで、考えるきっかけになることは間違いないですよね?
小泉進次郎さんは育休中の仕事について、「公務優先」「時短勤務やテレワークもある」としています。
環境相という仕事は決して変わりがきくものではありませんから、きっと細かい調整があっての発表だったと思います。
『産後3ヶ月の間に2週間』の育休は、実際そこまで育児に関わる時間が増えてるとは思えません。
また、できることも限られるでしょう。
それでも私は意義があると思います。
小泉さんもおっしゃるように、男性が普通に育休できる空気を社会全体で作ること!これが重要な課題なんじゃないでしょうか。
『小泉さんが育休取得→男性の育休に注目→取得者が増える→制度の見直し→男女問わず働きやすい環境作り』といった構図が見えてきます。
近い将来、みんなが働きやすい環境が整うことを願います。