2019年8月7日、環境相小泉進次郎氏とフリーアナウンサー滝川クリステルさんの結婚&妊娠の発表がありましたね。
噂も何もなかったので、令和のビッグカップルの突然の発表に世間は驚きワイドショーで連日報道が過熱していましたよねー!
そして、年が明け2020年1月17日(令和2年)に滝川クリステルさんは無事、男の子をご出産されました。
大臣が4代も続く小泉家の長男として誕生したわけですから、周囲の期待も大きいでしょう。
そんな公私共に順風満帆な小泉進次郎さんは、かねてより「育休取得宣言!」をしています。(週刊誌で不倫報道があり順風満帆には疑問もありますが・・・)
現役の閣僚が育休を取得するとあって、世間では賛否両論あるようですが小泉進次郎さんの育休取得期間や気になる時期はいつなのか?
そもそも育休ってどういう制度?という点も含めまとめてみました。
小泉進次郎環境大臣も取得表明した育休制度とは?
そもそも、育休とはどんな人が取得できる制度なのでしょうか?
厚生労働省のパンフレットを見てみると・・・
- 取得できる人→1歳未満のお子さんを養育する男女労働者
- 取得できる期間→お子さんが1歳になるまでの間で希望する期間
とあります。
※参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/31.pdf
つまり、男性でも女性でも1歳までの希望する期間でお仕事を休業することができる制度なんですね。
※保育園に入園できない等の理由があれば、最大2歳まで延長可能。
また、雇用期間が1年未満の人や、1年以内に雇用関係が終了する人、週の労働日数が2日以下であったり、日雇い労働者の方は対象外になりますのでご注意ください。
私も経験ありますが、産後のお母さんは身体的回復に時間がかかるのはもちろん、24時間赤ちゃんのお世話に追われ、睡眠時間も途切れ途切れで幸せの反面、精神的に辛い状況に襲われます。
これはホルモンの関係もあって、産後に落ち込むような症状は『産後うつ』とも言われますよね。
急に涙が出てきたりと、自分ではコントロールできません。
ですから、女性が育休を取得してお子さんが1歳になるまでは育児に専念するというのは自然な流れだと思います。
でも、本当は上記のような状態が1年も続いてはお母さんも参ってしまいます。
これをサポートしてくれる夫、両親、兄弟など身近な頼れる人の存在って本当にありがたいんですよね。
それが、都会だとどうでしょう?
親兄弟と離れて暮らしている人にとっては、夫だけが頼れる存在。
旦那さんも一緒に育休取得してくれたら、お母さんもとても安心ですし、お父さんも父親としての自覚が芽生えて家庭円満にもつながります。
日本では厚生労働省「平成29年度雇用均等基本調査」によると男性の育休取得者は5.4%とまだまだ少ないですが、少子化問題の背景には女性のワンオペ解消が重要なので積極的に育休を取得する男性が増えるといいですね!
小泉進次郎氏の育休取得の時期や期間はいつからいつまで?
さて本題ですが、
注目の小泉進次郎さんの育休取得期間ですが、小泉さんご本人が「産後3ヶ月以内に約2週間」としています。
通常女性の育休の場合、子供が1歳になるまでの期間ずっとお休みするのが一般的だが小泉さんはまとめてお休みを取るわけではありません。
現役大臣が育休を取得するのは初めてのことで世間では賛否両論ありますが、『公務最優先』『危機管理万全』に国会審議や閣議には出席し大臣としての決済業務もこれまで通りとしています。
具体的には、テレビ会議等の在宅勤務や業務の一部を副大臣や政務官に任せることで時間をやりくりし育休取得するというわけです。
こういった取り組みは働き方改革として一般企業でも取り入れられていますよね。
大臣という職は、他に変わりがきかない重要な責任がありますが、一人の人であり、親であるというのもまた事実です。
国民の代表として選挙で選ばれた人が、それまで前例がなく育休宣言するのは勇気がいったことだと思います。
裏を返せば小泉さん自身が前例となり、今後男性が育休取得するのが当たり前の時代に突入することを期待しての行動だと思えます。
正直、通算2週間程度の育休ではできることは少ないと思います。
本当の意味での妻の助けにはならないかもしれませんが、現役大臣が育休を取得するというのはたとえパフォーマンスだとしても世の中の育児に対する見方を変えるきっかけになることが狙いなのでは?と思います。
そういった一歩から、女性でも男性でも働きやすい環境を整える、子供を安心して育てられるような世の中になればいいですよね。